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龍師火帝の碑

龍師火帝の碑
龍師火帝の碑
 米沢市李山字丹南の最上川(松川)左岸にある巨石「龍師火帝の碑」は、直江兼続が、猿尾堰の鎮守として、洪水や旱魃がおきないことを祈って置いた石碑と言われています。
 石碑は安山岩の自然石で、大きさは、高さ約1.8メートル、幅約3メートル、厚さ約1メートルと巨大なものです。「龍師火帝」の龍師は雨風を司る水神であり、火帝は火の神を指します。
 その後の猿尾堰は、台風等による大雨で何度か破壊され、「龍師火帝の碑」も川の中に埋まったりもしましたが、堰揚げ場所を替えながら現在も用いられ、石碑も引き揚げられて昭和56年に現在の所に整備されました。そして、今なお猿尾堰の安全を見守り、米沢に洪水・旱魃の起きないことを祈るかのように建っています。
 冬期間は、積雪のため見学できませんのでご注意ください。
龍師火帝の碑
【車】米沢駅前→龍師火帝の碑(約20分)
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